指定申請

独立開業までの全手順

「今勤めている施設から独立して障害福祉事業での起業を考えている」

「自社の新規事業として、障害福祉施設の立ち上げを検討している」

という相談を多く受けます。

立ち上げを外注するという選択肢もありますが、弊所としては「起業するのだから、可能な限り自分たちで考え抜き、手足を動かしたほうが、のちの会社財産になる」と考えています。

そこで十分な予算はないものの、強い想いをもって起業を考えている方の参考として、立ち上げまでの手順について書いてみました。

独立開業する

独立の準備をする

なぜ、どこで、どんなことをやりたいのか?

ざっくりでもいいので、どんな施設にしたいのか、理想形を頭の中で思い描き続けましょう。

事業コンセプト、引いては事業の成否に直結する部分ですし、何よりも心が折れそうなときの強力な後ろ支えになります。

特に「なぜ?」を明確にできると、採用、集客、他機関との連携においても強い求心力を生むことができます。

以下の無料YOUTUBEがすごく面白いのでお薦めします。

 

リサーチする

思い描いた理想系、方向性は事業を行うための仮説としても活用できます。

完璧に理解する必要はありません。

開業予定の事業の許可基準をざっと抑えたら、まずは身近なところから情報収集を始めましょう。

 

計画を作ってみる

リサーチをした段階で、地域情勢を反映した具体的なイメージが出来上がってきます。

A4 1枚程度で大丈夫なので、

  1. いつ頃までに開業したいか
  2. どこで事業を行いたいか
  3. メンバーは誰がいるか
  4. どんな事業をやるか?営業日や時間、最初の定員数は?
  5. どんな支援を行うのか
  6. 売上はどれくらい見込まれるのか
  7. いくらくらいの資金があるか
  8. どのくらいの規模まで、どのようなスケジュール感で成長させたいか?

を書き出してみましょう。

 

  1. 一次的なアウトプット ⇒ フリクション(消せるボールペン)でごりごり紙に書く
  2. 計画をまとめる ⇒ ワードで文章でまとめる(こったパワーポイントは作らない)

として整理することがお薦めです。

また、エリアによっては事前説明会への参加を義務づけていることもあります。

候補エリアが決まっている場合はこの段階で抑えておきましょう。

 

 

計画実行

候補物件と立ち上げメンバーが決まれば計画の具体的策定・実行です。

この段階では融資が降りないので、ある程度のスピード感をもって自己資金で進めていくことになります。

 

指定が降りるまでの法定スケジュール

手続き的な流れだけであれば通常3~4か月程度で開設にいたります。

  1. 説明会に参加する
  2. 事前協議
  3. 指定申請(通常1カ月程度)
  4. 審査期間、現地確認(1カ月)
  5. 事業開始(毎月1日付)

ただし、これは全てとんとん拍子に進んだ場合なので、申請に手こずればその分多くの期間がかかります。

開業が遅れないためのポイントは以下の記事にまとめました。

 

開業前の追い込み

申請書類が受理されると審査期間(通常1カ月程度)に入ります。

開業前の追い込み期間です。

  • 福祉事業における効果的な宣伝方法とは
  • 現地確認を円滑に終わらせるために抑えること
  • 問い合わせに対する方法と契約における注意点
  • 利用契約のために準備するべきこと
  • 支援に必要な備品はどのように増やしていくか

 

開業

審査期間、現地確認が終わると審査月最終週をめどで会社宛てに事業所の許可通知書がきます。

これで晴れて指定が降り、翌月1日付で事業所をオープンできます。

かなり長い道のりになりますので「なぜ起業したいと思ったのか?」開業当初の想いを強く持ち続けながら、1つずつ着実に進めていきましょう。

これから独立・新規事業をおこす方の参考になれば幸いです。

 

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