令和6年度報酬改定の就労移行支援パートについて概要などを交えながら解説しています。
いずれの論点もあくまで現時点では予定レベルですが、どのように改正が進むかの目安にはなりますのでご参考になれば幸いです。
就労移行支援については現時点では以下の2点が議題にあがっているのみです。
就労移行支援に係る報酬・基準について≪論点等≫
事業所の利用定員規模の見直しについて
概要:利用者の減少傾向にある就労移行支援について20名→10名定での事業所開設ができるようになるかもしれません。
- 就労移行支援について利用定員の人数の見直しを検討してはどうか
支援計画会議実施加算の見直しについて
- 会議前後に情報共有することを条件にサービス管理責任者が出席できなくとも就労支援員等が地域機関との支援計画会議を行った場合でも報酬算定できるようにしてはどうか
- 支援計画会議実施加算は地域の就労支援機関等との連携を目的とするため、名称変更を検討してはどうか
まとめ
令和6年度の就労移行支援報酬改定の現時点での方向性と一部私見を交えて解説してみました。
10月~12月で方向性はおおよそ固まっていくはずですので引き続き動向を追っていきたいと思います。
当記事が少しでも皆様の事業運営の参考になれば幸いです。
参考
就労移行支援に係る報酬・基準について≪論点等≫
- 厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部
- こども家庭庁 支援局 障害児支援課
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001155196.pdf
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