短期入所

【忙しい事業者様向け】令和6年度 短期入所 方向性まとめ

令和6年度報酬改定の短期入所パートについて概要などを交えながら解説しています。

いずれの論点もあくまで現時点では予定レベルですが、どのように改正が進むかの目安にはなりますのでご参考になれば幸いです。

短期入所に係る報酬・基準について≪論点等≫

論点1 緊急時の重度障害者の受入機能の充実について

概要:重度障害者の緊急時受入体制についての評価体制及び加算の見直しを検討する。

  • 重度障害者の緊急時の受け入れについて、平常時から関連機関との情報連携を整えた事業所が医療的ケア児者等を受け入れた場合の評価を検討してはどうか
  • 緊急時の受入体制構築について、緊急短期入所受入加算の単位見直しを検討してはどうか

※関連機関…機関相談支援センター、医療機関、行政機関、自立支援協議会等

論点2 医療的ケア児者の受入体制の拡充について

概要:福祉型強化短期入所サービスや医療型短期入所サービスにおいて、医療的ケア児者の受入体制を構築した事業所の評価見直しを検討する

  • 常勤看護職員の配置なる福祉型強化短期入所サービスにおいて日中のみの支援ニーズに応えるサービス類型を検討してはどうか
  • 福祉型短期入所サービスにおいて①医療的ケア判定のスコア表の項目に該当する障害者を受け入れて対応している場合②区分5・6以上を多く受け入れている場合に医療的ケアを行う体制をとった場合の評価見直しを検討してはどうか
  • 医療型短期入所サービスの利用を希望する医療的ケア児者に対して事前に自宅等へ訪問し医療的ケアの手技を確認した上で、事業所で新たに受け入れた場合の評価について検討してはどうか

論点3 介護老人保健施設における医療型短期入所サービスの指定申請事務の負担軽減について

概要:医療型短期入所サービスの事業所数を増やすために、介護老人保健施設において空床型の実施を円滑にすることを検討する

  • 介護老人保健施設の指定申請で提出してる書類と同様の内容の種類がある場合、省略可能としてはどうか

まとめ

令和6年度の短期入所にかかる報酬改定の現時点での方向性をまとめてみました。

10月~12月で方向性はおおよそ固まっていくはずですので引き続き動向を追っていきたいと思います。

当記事が少しでも皆様の事業運営の参考になれば幸いです。

参考

短期入所に係る報酬・基準について≪論点等≫

  • 厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部
  • こども家庭庁 支援局 障害児支援課

https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001150500.pdf

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