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【忙しい事業者様向け】令和6年度 共同生活援助 方向性まとめ

令和6年度報酬改定の共同生活援助パートについて概要などを交えながら解説しています。

いずれの論点もあくまで現時点では予定レベルですが、どのように改正が進むかの目安にはなりますのでご参考になれば幸いです。

共同生活援助に係る報酬・基準について≪論点等≫

論点1 グループホームから希望する一人暮らし等に向けた支援の充実について

概要:一人暮らしを希望する入居者に対する支援支援の評価を検討する

  • 一人暮らしを希望する入居者を支援するため入居中及び退去後の定着支援に向けた支援を評価してはどうか
  • ①一人暮らしに向けた担当者会議、②退去に向けた支援を実施した場合の評価見直し、③一人暮らし等に向けた居住支援法人や居住支援協議会との連携についての評価を検討してはどうか
  • 一人暮らしに向けた支援を実施する、以下のような仕組みも選択肢として設けてはどうか
  1. 一人暮らし等に向けた専門的な支援を実施する住居に入居することについて本人への説明、意思決定のプロセスに関わること
  2. 専門職の配置による居住確保支援、利用者同士のグループワークなども含めた一人暮らしに向けた計画的支援を実施すること
  3. 退去後支援として、本人への相談支援や新しい住居における在宅支援チームへの引き継ぎを行うこと

論点2 支援の実態に応じた報酬の見直し等について

概要:事業所によってサービス提供時間がまばらである実態を踏まえて、サービス提供時間や人件費を適切に反映するよう報酬体系の見直しを検討する。

日中支援加算について3日目以降が算定対象となる評価体系の見直しを検討する。

新規参入者による支援の質低下のための仕組みを検討する。

個人単位での居宅介護等の利用について、利用時間の実態を適切に反映する報酬体系への見直しを検討する等

  • 障害支援区分ごとの基本報酬についてサービス提供時間の実態に応じた報酬へ見直してはどうか
  • 日中支援加算を設けているものの、日中サービスを利用できない入居者への支援を初日から評価してはどうか
  • 介護保険サービスの運営推進会議のような地域の関係者を含む外部の目を定期的に入れる取り組みの導入を検討したらどうか
  • 重度障害者の個人単位の居宅介護の利用については取り扱いの延長を検討してはどうか。特に長時間利用については見直しを検討したらどうか
  • 事業所指定については、サービスの供給が計画的かつ効率的に行われる方策について引き続き検討する

論点3 グループホームにおける食材料費等の取扱いについて

概要:利用者から過大に実費を徴収するトラブルを未然に防ぐよう基準の明示を検討する

  • 利用者から食材料費を過大に徴収する事案の再発防止のため、食材料費やその徴収記録について適切に管理することを明示してはどうか
  • その他、実費として徴収できる水光熱費、日用品費などについても同様の管理を明示してはどうか

まとめ

令和6年度の共同生活援助にかかる報酬改定の現時点での方向性をまとめてみました。

10月~12月で方向性はおおよそ固まっていくはずですので引き続き動向を追っていきたいと思います。

当記事が少しでも皆様の事業運営の参考になれば幸いです。

参考

共同生活援助に係る報酬・基準について≪論点等≫

  • 厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部
  • こども家庭庁 支援局 障害児支援課

https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001159437.pdf

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