「サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者基礎研修研修、相談支援従事者初任者研修など色々あるけどよく分かりません…」というご相談を多く頂きました。
ここでは基礎研修・相談支援従事者初任者研修を受講するために重要なポイントをまとめました。
その他よく頂く質問は以下の記事にまとめておりますのであわせてご参考ください。
サビ管・児発管研修はどう変わったのか?
研修受講に必要な実務経験年数が短縮された。ただし…
以下のように変更になりました。
- 古)実務経験10年で児発管・サビ管になる → 新)8年に短縮された
- 「児発管になるための年数(実務経験8年 or 資格+5年or3年)」―2年の経験年数で、研修そのものは受講できるようになった
②の実務経験短縮における重要な注意点
正規の児発管になれるわけではありません。
あくまで事業所において2人目の児発管としてなら配置ができるのみで、役割は個別支援計画の原案を当該2人目児発管の名によって作成できるようになるのみです。
サビ管・児発管になるためには
- 8年の実務経験
- 5年+介護・福祉資格
- 3年+特定の介護・福祉資格
いずれかのルートを経過する必要があります。
詳細は以下の記事にてまとめました。

要件緩和のポイント
1.今施設で雇っているサビ管はどうなるのか?
引き続き配置できます。
サビ管・児発菅どちらとしても配置できますが、所定の年数経過後は実践研修、更新研修などを受けなければなりません。
2.新設事業所における、みなし規定について ※令和2年4月追記
研修を受けてない方でも、資格や実務経験さえあれば、開業後1年以内にサビ管等研修、初認者研修を受ければよかったですが、この規程は31年3月末に廃止されました。
今は指定日前日までに基礎研修及び初任者研修を受ければよい、とする自治体もあります。
しかし、万が一研修を受けられなければ指定が降りないので、確実に研修受講者を採用できる見込みが立ってから指定をとることをお薦めします。
サビ管・児発管研修を受ける前に抑えたいポイントのまとめ
- 所定の資格者 ⇒ 実務経験3年の時点から基礎研修受講可能
- 特定の資格者 ⇒ 実務経験1年で基礎研修受講可能
※ただし、児発管そのものとして配置できるようになるわけではない
相談支援従事者初任者研修自体(2日間研修)は、これまでどおり受講必要があるので、お忘れないようご注意ください。
あくまで2人目サビ管として、個別支援計画の原案を作成できるようになるのみです。
また、8年以上の実務経験があれば、所定の資格がなくとも研修を受ければサビ管等として配置できるようになりました。
貴社事業運営の参考になれば幸いです。
参考
○サービス管理責任者等研修事業の改定について(平成30年度サービス管理責任者
等指導者養成研修資料)
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/705618.pdf(リンク切れ)

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